受賞者(団体)一覧
令和元年度
第18回伊伝財団文化財保護振興奨励賞 受賞者(団体）一覧
伊伝財団賞の対象となる活動の事例
１．文化財所有者で文化財の公開を通して、文化財保護の啓発活動に貢献している２．文化財所有者ではない者で、文化財保護のために保存活動に貢献している
３．文化財に関する調査研究を行い、成果を出している
４．児童生徒で文化財に関する研究活動、又は保護活動をしている
５．文化財を保存するための技術の向上に努めた、又はその技術の承継に貢献している
●文化財保護振興奨励賞
| 1 | 受賞団体 | 水野茂 |
| 代表者 | - | |
| 設立 | - | |
| 活動の内容 | 3 | |
| 所在 | 静岡市 | |
| 概要 | 静岡古城研究会の副会長、会長（2019.7退任）として約30年間会の活動の方向付けとその運営にかかわってきた。山城の愛好家集団から、現地調査に基づく学術的研究、研究成果の啓発とともに現地保存にも力を注ぐ活動をし、その活動の中心となった。 |
| 2 | 受賞団体 | 木屋江戸資料館 |
| 代表者 | 渡邊俊介 | |
| 設立 | 平成17年 | |
| 活動の内容 | 1・3 | |
| 所在 | 静岡市清水区 | |
| 概要 | 渡邊家は江戸時代蒲原の名主兼問屋職を勤め、一時期は郡中総代も務めた。同家には3階建ての土蔵が残り、土蔵と伝来文書は静岡市の指定文化財である。渡邊では、伝来資料をもとに木屋江戸資料館として無料で一般公開している。また、それらの資料の調査・研究を行い、出版するとともに地元有志と旧蒲原宿の紹介をしている。資料館の運営は渡邊家が独立して行っている。 |
